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有限会社ディーエムイー開発の設立について

2002/02/05

〜 直接合成技術によるクリーンエネルギーDMEの大量・安価な製造技術開発の推進 〜

NKK、日本酸素株式会社、豊田通商株式会社、株式会社日立製作所、丸紅株式会社、出光興産株式会社、国際石油開発株式会社、トタルフィナエルフ、及びエルエヌジージャパン株式会社の9社は、このたび、DME直接合成技術の商用化を目指して、技術開発を推進する研究法人「有限会社ディーエムイー開発」を共同で設立いたしました。

アジア地域を中心とした人口の急増と経済成長に伴うエネルギー需要の増加を背景に、21世紀にはエネルギー不足と環境問題が深刻化するとみられ、今後エネルギー安定供給、地球環境負荷低減が大きな課題となってきます。

ジメチルエーテル(DME)は、多様な炭化水素系原料からの製造が可能であるとともに、燃焼時に硫黄酸化物やばいじんが全く発生しないなどの環境負荷の低いクリーンエネルギーです。また、毒性が低く、ハンドリング性にも優れていることから、民生用燃料(LPG代替燃料)、輸送用燃料(ディーゼル自動車燃料・燃料電池自動車燃料)、発電用燃料(火力プラント・燃料電池燃料)および水素エネルギー源として幅広い利用が見込まれています。この直接合成法によるDME製造は、アジア地域に大量に埋蔵する未利用の低品位炭や、中小ガス田等を有効活用することを可能とし、資源面での制約が少ない新エネルギーとして、地球規模での環境負荷低減及びエネルギーセキュリテイー確保に寄与するものといえます。

今まで、NKKを中心としたグループは、経済産業省資源エネルギー庁からの支援のもと、DMEを大量かつ安価に製造する直接合成技術の確立を目指して、技術開発を進めてまいりました。1997年から2000年にかけての4年間では、(財)石炭利用総合センターと共同で5t/d規模の大型ベンチプラントにより炭層メタン等を原料として、DMEの製造に成功しており、また、2001年度は、次の実証規模試験を目指した100t/d規模パイロットプラントの概念設計をNEDOから受託して検討を進めております。本研究法人は、DME直接合成技術の早期実用化に向け、今後、実証試験の実施と、さらなる効率化を目指した技術開発を推進します。

潜在的なDMEのマーケットは、アジア地域だけでもLPG代替、発電燃料等として2010年で年間約1億トンの規模になるとの試算※)もあり、次世代新エネルギーとして実用化が期待されています。このような市場のニーズに応えて、本研究法人の設立に合意した各社を主体として、すでに、昨年10月に「ディーエムイーインターナショナル梶vを設立し、マーケティング活動を主体とした、直接合成法によるDME製造の事業化検討に着手しております。

今後、事業化検討活動の推進と並行して、DME直接合成製造技術の開発を強力に推し進め、DMEの早期実用化を目指します。

※)2000年度NKK調べ


以 上


【新会社 概要】
  1.商号 :有限会社ディーエムイー開発 (英文名:DME Development Co.,Ltd.)
  2.所在地 :東京都千代田区丸の内一丁目1番2号(NKK本社内)
  3.資本金 :330万円
  4.出資比率:
            NKK 62.12%
            日本酸素株式会社 10.61%
            豊田通商株式会社 6.06%
            株式会社日立製作所 6.06%
            丸紅株式会社 3.03%
            出光興産株式会社 3.03%
            国際石油開発株式会社 3.03%
            トタルフィナエルフ 3.03%
            エルエヌジージャパン株式会社 3.03%
  5.代表取締役 :大野 陽太郎 NKK環境ソリューションセンター 主席
  6.取締役 :諏訪 俊雄 日本酸素株式会社 技術・開発本部 山梨研究所長
  猪越 治   NKK環境ソリューションセンター 


【本件に関するお問い合わせ先】
   NKK:秘書部広報企画グループ (п@03-3217-2140)

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