資源の少ない日本にとって石油、ガスといったエネルギーを安定確保することは、健全な経済活動を維持するために重要かつ大切な命題です。その命題を成し遂げるために、日本は、海外で発見された天然ガスを液化して海上輸送するLNG(液化天然ガス)取引を発展させてきました。当社は、1970年代後半にインドネシアからの最初のLNGタンカーを受入れて以来、30年以上にわたりLNGビジネスに携わってきています。
近年、従来のLNG消費国に加えて、中国、インド等、エネルギー需要増加や環境問題への取り組みなどからLNG受入をはじめました。また、欧米では国内ガス生産の低下、パイプラインを通じた天然ガス輸入量の減少、ならびにエネルギー多様性の確保という観点からLNGに注目が集まっています。
LNG需要の増加に伴い世界の天然ガス生産国において多くのLNGプロジェクトが計画されております。LNGはこれまでのアジア中心から欧州・米国を含むグローバルな展開を見せ始め、これまでの伝統的な取引からの転換期を迎えつつあります。当社はこのビジネスチャンスを捉え、これまでに培ってきたLNG取引に関する知識を生かし、新規LNGプロジェクトや欧州や米国での受入基地建設プロジェクトへの資本参画などを目指しています。さらに、アジア、欧州、米国の三極におけるLNG取引のグローバル化に対応するビジネスモデルの構築に取り組んでいます。
LNGは天然ガス田の開発・液化から輸送、受入基地での荷役までが連続したビジネスであり、当社はこのLNGバリューチェーンの全てに関わるべく積極的なビジネス展開を図っています。